歯髄幹細胞培養上清治療

再生医療研究所

当院では、最新の技術水準を持つ歯髄細胞を用いた再生医療研究所と提携し、安全かつ効率的に歯髄幹細胞上清治療を行っています。

培養上清とは

培養上清液とは、人の体内に存在する幹細胞を培養し、幹細胞を抽出した後に遠心分離した上澄み液のことです。
培養上清液には、幹細胞から分泌された豊富な再生因子(サイトカイン)が含まれています。再生因子とは、細胞から分泌される多様な生理活性を持つタンパク質の一種で、細胞の増殖や分化などを調節する働きを持ち、損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たしています。
その中でも歯髄細胞は硬い歯の層にガードされている歯の神経のため、遺伝子に傷が付きにくく、非常に良質な幹細胞を多く含んでいます。

当院では、極めて細胞増殖力が高いと言われている乳歯の歯髄幹細胞から培養された、100種類以上の再生因子が含まれている培養上清を使用しています。

再生因子の抽出

歯周病による抜歯を回避できる可能性のある再生療法

歯周病が進行すると歯を支えている骨や周りの組織も破壊されていきます。この破壊された歯根膜組織と骨を再生するという治療が歯周組織再生療法です。従来から行っているGTR法やエムドゲイン法といった再生療法に加え、当院では歯髄幹細胞由来の培養上清を用いた最新の再生療法を積極的に行っており成果を出しています。抜歯を勧められて困っている患者様は是非ご相談ください。

歯髄細胞バンク®について

良質な幹細胞が歯髄細胞の中にあるとはいえ、その量は決して多いわけではありません。まずはその細胞を一定量まで培養し、治療利用に備えます。そして細胞保管施設において長期間冷凍保存しておく必要があります。その保管機関が「歯髄細胞バンク®」です。

ご希望の方は、当院で乳歯や親知らずを抜歯後、細胞保管施設へ輸送し保管施設では歯から歯髄組織を取り出し、一定量まで培養して細胞を増やし、各種検査で細胞の状態を入念にチェック。その後、-150℃以下の液体窒素タンクで冷凍保管。万が一に備え、2ヶ所の細胞保管施設で大切な細胞を大切に保管します。

歯髄細胞による実用研究例

歯髄細胞バンク® 保管までの流れ

1.抜去歯搬送

2.歯髄細胞採取

3.培養作業

4.細胞観察

5.細胞保管